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南城の概要
南城は影界の東南水域地区にある伝統的な武林都市で、水路が縦横に走り、魂とゾウ・シャンの故郷である。南城は三不管地帯にあり、官の力は弱く、江湖の幫派が林立する、玉石混交の土地である。
南城は武林の中心ではないが、魂やゾウ・シャンのような絶頂の使い手を育ててもきた。南城の市井の暮らしと江湖の気配は、魂とゾウ・シャンの性格の形成に深い影響を与えた。
地理位置
南城は影界の東南水域地区にあり、水路が縦横に走り、河川が交錯する。城南は海に臨み、城北は中原の武林に通じ、水陸交通の要衝となっている。
南城は三不管地帯に属し、官の力は弱く、江湖の幫派が林立する。武林の中心から遠く離れ、名門正派の束縛を受けない、自由で混沌とした土地である。
都市の風景
南城は典型的な水郷の都市で、河道が縦横に走り、橋が多い。都市の建築は伝統的な中国式が主体で、白い壁に黒い瓦、水に沿って建てられている。
南城の市井の暮らしはたいそう賑やかで、埠頭、市場、酒楼、茶館が林立する。ここには普通の民の日常もあれば、江湖の者たちの刃のきらめきもある。
南城の夜はまた格別で、川面の漁船の灯と酒楼の提灯が互いに映え合い、美しい水郷の夜景を描き出している。
南城埠頭
南城でもっとも重要な交通の要衝で、商船、漁船、客船が集まる。ここは南城に出入りする荷の集散地であり、江湖の者たちが南城を出入りする主要な通路でもある。
南城市場
南城でもっとも賑やかな場所で、さまざまな品が所狭しと並ぶ。日用品もあれば、江湖の者が必要とする兵器、薬材、情報もある。
南城廃市
南城の廃れた市場で、かつては南城でもっとも賑やかな場所だったが、のちに何らかの理由で捨てられた。いまは人けもまばらで、江湖の者たちが密かに会う場所となっている。
魂の旧居
魂が幼い頃に住んでいた場所で、南城の路地の奥にある。ここは魂の幼い日の記憶の在り処であり、魂とゾウ・シャンが出会った場所でもある。
関連人物
| 人物 | 南城との関係 | 説明 |
|---|---|---|
| 魂 | 故郷 | 幼い頃から南城で育ち、ゾウ・シャンとは大の親友 |
| ゾウ・シャン | 故郷 | 幼い頃から南城で育ち、魂とは大の親友 |
| 魂の育ての母 | 住民 | 南城の未婚の女で、魂を育てた |
| 南城の住民 | 住民 | 普通の民で、南城の市井の暮らしを形づくる |
幼少期
魂とゾウ・シャンは幼い頃から南城で育ち、二人は大の親友だった。毎日こそ泥や悪さをして、まともでないことばかりしていた。魂の育ての母が亡くなってから、二人はともにさすらいはじめる。
清風剣客の事件
江湖の名士である清風剣客と言い争うなかで、ゾウ・シャンが誤って清風剣客を殺してしまい、正派に追われる身となる。その後、魂とゾウ・シャンは南城を離れ、さすらいの日々に入る。
「組織」への加入
魂とゾウ・シャンはさすらいの途中で「組織」に引き取られ、それきり南城を離れて「組織」の殺し屋となった。南城は二人の心のなかで永遠の故郷となった。